薫主堂の歴史

  ● 堺の線香づくり


お線香といえば、京都が発祥の地では?
と誰もが思っていますが、南蛮貿易の拠点だった堺は、16世紀末頃に原料となる香料が持ち込まれ、日本で初めてお線香が作られた町です。
江戸時代では堺は線香の産地として知られるようになりました。
その堺で明治20年に初代 北村国太郎が薫主堂を創業、歴史は100年余りになりますので店舗も古く江戸末期に建てられました。




  ● 江戸末期に建てられた店舗

当店は南海本線七道駅から東へ300メートルほどのところにあります。

建物は、江戸末期に建てられ、「虫籠」(むしかご)と呼ばれる中2階の窓がその当時の堺の古い商家の面影を残しております。
NHK で与謝野晶子のドラマが放映されたときは、晶子の生家「駿河屋」として撮影されました。

このあたりは、旧鉄砲屋敷跡が残る古い街並みですので、
観光がてらにお店をのぞかれる方も多くいらっしゃいます。


薫香處

(くんこうどころ)



  


金ぱく張りの古い看板には、「薫香處(どころ)」と書いております。
薫物、線香を売っている店の意味です。







  ●堺で最初の線香マイスター 北村欣三郎



    日本で初めて線香が作られた街…堺。

堺の線香づくりの歴史は南蛮貿易で栄えた16世紀にまでさかのぼります。その堺で、創業明治20年、旧鉄砲屋敷跡が残る古い街並みの一角で百年余りにわたって昔ながらの線香御香にこだわってきた「薫主堂」。3代にわたって伝統を受け継ぎ、当店では今でも伝統的技法での線香づくりにこだわり、暖簾を守っています。   

店主は、卓越した技を継承することが期待されている伝統工芸士に加え、2002年堺市から「堺ものづくりマイスター」に選ばれています。
越前屋俵太さんがテレビ番組で来店の折、即興で書いてくれた「香に生きる」










            

     


  人気は、手作りの「におい袋」


 
    薫主堂には、たくさんの種類の線香、香り物がありますが、その中でも最近の人気商品は、北村徳美手作りの「ちりめん」を使用して作った「におい袋」です。白檀など7~8種類の天然香木にハーブをブレンドしておりますので、タンスやバックに忍ばせると、自然の優しい香りがほのかに広がります。

※薫主堂の「匂い袋」は

 すべて手づくりです。

数量が多い場合は、早い目に

ご予約頂くと幸いです。

















カートの中身

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